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はさみタイプに向いている仕事は、仕事の名前より「場面」で選ぼう

2026920公開

この記事の答え

はさみタイプが力をつかえるのは、仕事の名前ではなく「今、何を減らすか」を決められる場面です。何かを増やす役より、散らかったものに区切りをつける役割のほうが、力が出ます。

はさみタイプは、どんな場面で力が出るのでしょうか?

このタイプのいいところは、その場を見てから切れるところにあります。先に全体を調べてから動くのではなく、動きながら、残すものと手放すものを分けていきます。だから、やり方が前から決まっている仕事より、まだ形の決まっていない場面のほうが、力が出ます。

分かりやすいのは、会議が長引いているときです。話すことが5つあって、残り時間は15分。ここで「3つ目までにしましょう」と言えるかどうかで、その日の会議の意味が変わります。切るだけではなく、切ったあとに気まずくならない切り方ができるのが、このタイプの強みです。

もう一つの強みは速さです。先に結論が出ると、まわりは次の動きができます。あとから直せる決め方をしておけば、先に動いた分だけ前に進みます。「いったんこれで進めて、来週見直します」という言い方が、このタイプにはよく合います。

どんな役割をまかされると、力が出るのでしょうか?

仕事の名前で探すより、次のような役割で探すほうが当たります。同じ会社の中でも、自分の場所が変わるだけで、力の方はずいぶん変わります。

場面このタイプの動きまわりが助かること
やることが増えすぎたどれをやめるかを先に出す動き出す前に数が減る
話が決まらない話し合う点を3つまでにしぼる決めるための材料がそろう
締め切りが迫っている今回はやらないことを決める間に合う形になる
仕事を引きつぐとき要る書類と要らない書類を分ける受け取る側が迷わない

逆に、切るところが一つもない仕事だと、力を使う場面が来ません。決まった手順をそのままなぞる仕事は、このタイプにとって「はさみを閉じたまま持っている」状態に近くなります。

手が止まりやすいのは、どんな進め方でしょうか?

苦手というより、力が出にくい形があります。終わりの決まっていない仕事です。いつまでに、どこまで、という線が引かれていないと、切る場所が決められません。気づくと、全部をかかえたまま時間だけが過ぎます。

対策はかんたんです。線を自分で引いてしまいましょう。たのまれた時点で「ここまでは今週中に出します」と返しておくと、それだけで進み方が変わります。勝手に決めていいのか迷う場面ですが、たいていの場合、相手は線を引いてもらえたほうが助かっています。

自分の場所の話もしておきます。同じ役割でも、決めたことをその場で言える場所かどうかで、力の方が変わります。決めるのは別の人で、自分は案を出すだけ、という形が続くと、このタイプは手ごたえを感じにくくなります。

仕事を選ぶとき、何を見ればよいのでしょうか?

求人の文章からは、この4つはなかなか読み取れません。面接や、会社の人と話すとき、「この3か月で何をやめましたか」と聞いてみてください。すぐに例が出てくる職場なら、切ることを決めるのが仕事として認められています。

最後に一つだけ。切れることと、切りたいことは別です。このタイプはたのまれると切れてしまうので、気づくと嫌われ役ばかりを引き受けていることがあります。自分が何を残したいのかは、ときどき言葉にしておきましょう。

よくある質問

はさみタイプに向いていない仕事はありますか?

向き・不向きというより、力が出る場面と出にくい場面があります。切る・切らないを決める必要がない仕事では、力を使う機会が少なくなりますが、それは仕事の種類の話で、あなたの能力の話ではありません。

切ることを決めると、冷たい人だと思われませんか?

このタイプは、その場を見てから切るので、減らされた側にも理由が伝わりやすい切り方になります。切る前に「ここを減らしたいのですが」と一言置くと、さらに伝わり方が変わります。

終わりが決まっていない仕事ばかりです。どうすればよいですか?

自分で終わりを決めて、先に伝えてしまうのが早いです。「今週はここまで出します」と言い切ると、相手も予定を立てられます。

このタイプかどうかは、どうすれば分かりますか?

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